そもそも色彩とは何か

この色彩学に関しての第一者を二人を紹介します。それはニュートンとゲーテです。

ニュートンは「万有引力」を発見した物理学者であることは、存じない方はいないと思いますが、実は光と色彩の第一者でもあるのです。ニュートンは、白色光をプリズムに通すとさまざまな色光線に分離出来ること、また、これらの色光線を交叉させると白色光となることを見いだしました。ニュートンの光学は、あくまでも「光」に焦点を当て研究し、その「光」に対して「闇」についても述べています。単なる光の欠如だと。

一方、ゲーテはニュートンとは異なり、色のなかで「光と闇」の位置づけをしています。人間の色に対する認識は「光」に近い色は黄色。「闇」に近い色は青色というような捉え方です。ゲーテにとって「闇」は、光と共に色彩現象の両極をになう重要な要素で、もしもこの世界に光だけしかなかったら、色彩は成立せず、もちろん闇だけでも成立しない。光と闇の中間にあって、この両極が作用し合う「くもり」の中で色彩は成立するとゲーテは述べています。要は「陽」と「陰」の関係で、どちらかが一方 欠けても存在しないということです。

公式サイト ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=NGzNRSvKFUE